風と緑

慌ただしい毎日を少しだけ忘れて、のびのびと綴っていきたいです

内面の言葉

自分の内面にある感情を、言葉によって表現することができない。言葉によって人に伝えることができない。人に自分の感情を表現することができない。感情を伝えたい。感情によって、わかり合いたいと思っているのに、うまくいかない。いつからこんな風に過ごすようになったのだろうか。小学生?中学生?あるいはもっと前から?

思えば、感情を言葉で表現することをずっと諦めていたような気がする。どうせ分かってもらえないから。それとも、感情を露わにすることで、嘲笑の的になる恐怖を、感じていたからだろうか。

感情を言葉にして伝えることで、人に分かってもらえる、共感してもらえるという経験を積んでこなかったのかもしれない。原因は、共感し合えなかった親にあるのかもしれないし、周りに心を開いてこなかった、自分にあるのかもしれない。

誰かに自分の感情を伝えさせてほしい。誰かに頷いてほしい。行き場を失った感情をこうして文章にしている。