他人を尊重する
他人を一人の人間として尊重するという事は、相手との間に距離ができる、境界線を引けるということである。自分の思惑とは何の関係もなく他人は存在しており、そしてその存在を、そのまま受け入れるということである。
相手の感情や問題を背負う必要はないし、自分の感情や問題を他人に責任転嫁しない。自分の事は自分でできる。そう思えてから、初めて他人そのものを信頼できる。助け、助けられることができる。
飲み込まれず、地に足をつけて、淡々と。
苦しみが終わったら、詩情が持てず退屈になるなんて事はない。目の前を通り過ぎる物、日常の中の些細な事柄の中に、楽しいもの、美しいものを見つけたい。