風と緑

慌ただしい毎日を少しだけ忘れて、のびのびと綴っていきたいです

幸福

自分を幸せにしてくれない場所、幸せにしてくれない人を追いかけている。求めて、期待して、与えられないものに対して、怒り傷ついている。自分を軽蔑している人を、立派な人、価値のある人と思い込んでいる。

自分を幸せにしてくれる場所や人になぜ気付けない。愛していない、信頼していない、心を開いていないからだ。自分に何かを要求するでもなく、ただそこにいてくれる人達、彼らに感謝しているか。上も下も、勝ち負けもなく、笑って接してくれる人達に感謝しているか。周りにいる人たちを軽蔑していないか。

俺は本当に、取るに足らない人間だ。真にちっぽけな人間だ。ただここにいるだけの人間だ。そんな自分も、生かされているのに。存在を認められているのに。そこに気付ければ、道は開けるのではないか。

「今の自分をありのままに認めること」「自分を受け入れること」そうすれば楽になれるらしい。自分を受け入れる、とはどういうことなんだろう。考えることではなくて、行動することだ。周りにいる人達を軽蔑しないことだ。人の純粋さ、思いやり、ほんの少しの親切、優しさに気付くことだ。