風と緑

慌ただしい毎日を少しだけ忘れて、のびのびと綴っていきたいです

おかしいのは自分かもしれない

全ての問題から離れたはずなのに、何も変わらなかった。環境や他人が問題なのではなく、自分の中に問題があることに気付いた。他人の中に見ていた醜悪さを、自分自身の中に見出した。自分自身が、未熟、身勝手で、他人を支配するために画策し、外面だけで生きている人間だった。自分自身がナルシストだった。自分自身がモラルハラスメントだった。

今まで、自分は、自分のことを思いやりがあり、愛情深い人間だと考えていた。しかし、それは間違いだった。というより、他人は自分のことをそんな人間だとは捉えていないと気付いた。よそよそしく、思いやりがなく、冷淡で、上辺だけで人と接している。その様に思われていたかもしれない。

自分自身の中で正当性があっても、感情や思考のプロセスを知らない他人には、私の行動しか見えない。だから、誤解されてしまうのだろうか。現れた行動は決して褒められたものではないだろうし…。

これからの課題は「人の気持ちを考えること」。人のことを考えるということは、他人に服従すること、迎合すること、嫌でも嫌と言わないこと、へりくだること、無理をして合わせることだと思っていた。でも、そうではなかったんだな。人の気持ちを考えて、相手が喜ぶようなことを本心から行えるよう、少しずつ努力したい。