風と緑

慌ただしい毎日を少しだけ忘れて、のびのびと綴っていきたいです

酸っぱいブドウか

もともと他人に興味がないのか、認められない、好かれないから、興味のないふりをしているのか。興味のないふりをするのは楽だ。俺は嫌われても、仲間外れでも、気にしない、そう言って自分を守ることができる。

かといって、明るくいなければ、溶け込まなければと、好かれなければと演技したくない。自分を偽る生き方を続けた結果、完全に行き詰まってしまった。

自分に足りないのは、社会性かもしれない。好きだろうが嫌いだろうが、興味がなかろうが、社会の中で生きるためには、社会性、仮面、振る舞いが必要だ。自分を偽るためではなく、心を開くために必要だ。

数十年生きてきて、ようやくこんな基本的なことに気付き始めている。でもまだ遅くないだろう。死ぬまでには、気楽に生きられるようになっていたい。