風と緑

慌ただしい毎日を少しだけ忘れて、のびのびと綴っていきたいです

素直な心

前回の記事から、まだ一週間しか経っていないことに驚いた。今週はかなり仕事が忙しかった。長い一週間だったように感じる。

普通、ブログは誰かに読ませるために書くものだろう。今まで何度もブログが長続きしなかったのも、読む人の目を想定していたからかもしれない。

今の自分には、気持ちを吐き出す場所、自分のためだけに何かを作ること、そういうことが必要だと思う。

クリエイティブな趣味に興味を持ち、色々なことに手を出してきた。ギター、カメラ、絵画。どれもさほど長続きしなかった。どこかで他人の目を想定していたからだ。

できなくても、ダメでもいい。心のままに、自由にやる。今までこの気持ちがなかった。

今は文を書くのが楽しい。文を書くときは何も考えていない。思いつくまま書いている。自分だけのために時間を使っている充実感、心地よい集中を感じる。

あわよくば文を書くことで、集中し、没頭する感覚を身につけ、これを仕事に活かすことができればと思う。

自分だけのために文章を書いている時のほうが、仕事をしている時よりも集中できるなんて、本当におかしいことだと思う。自由でのびのびとした環境でないと思い切り自分を出せない人間なのだ。自分はとにかくストレスに弱い。そこが弱点だ。

ストレスに強くなれれば、職場でも自分のペースで仕事ができるのだろうか。素の自分を出せるのだろうか。

職場にでは、あまり人と接しないで、一人で行動している。年齢が近く和気藹々とした職場なので、自分はとっつきにくく異質な人間だと思われているかもしれない。

本当は自分も皆と仲良くしたいのだが、どうしても居心地の悪さを感じてしまう。

結局、自分は仕事や社交が好きでないように思う。プライドや、自分を高めたいという気持ちはあるし、職場の同僚達とも友好な人間関係を築いていきたい。しかし、できることなら、極力静かな暮らしがしたい。

外向的な人間がもてはやされるのは仕方のないことだと思う。新しい商品、新しい刺激、新しい人間関係。僕もそれらが羨ましくなる時がある。けれど、自分が居心地が悪いのなら、無理をして求めることもないのかもしれない。

そっと自分を求めてくれる少数の友達はいる。それだけでもありがたいことだ。