風と緑

慌ただしい毎日を少しだけ忘れて、のびのびと綴っていきたいです

読書感想

ヘルマン・ヘッセ「知と愛」を読みました

われわれの思索は、絶えざる抽象であり、感覚的なものの無視であり、純粋に精神的な世界の建設の試みである。しかし君はまさに反対に、最も変わりやすく生命のはかないものを抱き取って、まさに無情なものの中に存在する世界の意味を告げ知らす。君は無常な…

ヘルマン・ヘッセの「郷愁」を読みました

午後から外出。とはいっても、近所の公園を散歩しただけだが。 先日、ヘルマン・ヘッセの「郷愁」を読んだ。後期のヘッセ作品に親しんでいたため、ヘッセにしては、素朴でのんきな作風だと感じた 「郷愁」の主人公「ペーター・カーメンチント」は、ドイツの…