カクレミノ

慌ただしい毎日を少しだけ忘れて、のびのびと綴っていきたいです

小舟

終わってしまったものすべて、取り返しのつかないものすべて、小舟に乗せて、押し流す。すべてが遠ざかる。音もなく、終わっていく。霧の中で影が踊る。

すべての不安は死ぬことへの恐怖

仕事がなくなったらどうしよう。人に見捨てられたらどうしよう。将来どこに向かうのか分からない。どうなる、失敗する、居場所がない。怖い。不安だ。

悩みや不安は現実に向けられているようで、本当に恐れているのは、現実的なことではない。本当に恐れていることは、死ぬことだ。

根源的な死の恐怖。それをかき消すために、行動する。少しでもより良くなるため行動を始める。そうすると、気持ちが少し軽くなる。不安が軽減され、前向きな気持ちになってくる。

仕事、アルコール、恋愛、様々なものから、楽しい気持ちを得ようとする。もっともっと、強い刺激を求める。それは依存のはじまりだ。

何が怖い?何が不安なんだ?自分は、死ぬことを恐れている。無意識下にある、死への恐怖が発火する。現実が恐ろしいのではない。死ぬことが恐ろしいのだ。

自分は死を恐れている、そのことが分かれば、死への恐怖はなくなるか。死すら恐怖ではなくなる、それは悟りの風景だろうか。

自分は死なない、死は恐怖ではない。そう思えるだろうか。

ここにいる

メランコリー親和型

精神的に弱い、そう言ってしまうと、自分に対するイメージが固定されるので、弱いとは言いたくない。ただ、自分の使い方を知らない、生きのびる術を知らない。そのことは、弱いと言えるかもしない。

メランコリー親和型、循環気質、気分変調整障害、回避型愛着、回避性パーソナリティ障害、どんな呼び方でも構わないが、おそらくそういった気質だろう。この気質を矯正しようとしてはいけない。矯正はできないのだ、残念ながら。

苦しみや、不安の原因は、セロトニンが足りない、という体質が原因なのか。脳も臓器なら、それは精神に問題があるのではなく、肉体の問題なのではないか。

他人に心を開かず、冷たく、孤独な道を歩んできた。しかし、安心感、信頼感、受容されること、穏やかで暖かな人間関係、そういったものがなければ、生きていけない体質の人間なのだ、自分は。そして、そのことは、情けなくも、弱くもないのだ。

失ってしまった世界との絆を、もう一度取り戻せるか。他人の中に、もう一度、愛を見出せるか。自分自身が受け入れられていることを、感じられるか。

自分はここにいる。自分はここにいる。あなた方のとの関係性の間、どんな小さな隙間にも、愛はある。私はここにいる。あなたがたとともに、ここにいる。世界に点在する愛に、繋がって、ここにいる。

支えあえなかった

ずっと一人で歩いていたようだ。雑踏の中で、常に一人、心の中は嵐か、闇夜のようだった。原因はなんだったのか。一言で言えば「無理をしていた」のだろう。何に対して、いつから、そんなこともわからないくらい前から、ずっと無理をしていたのだ。きちんとやらなければ、遅れを取り戻さなければ、失格する、脱落する、馬鹿にされる。そんな恐怖と不安の中で、ずっと震えていた気がする。誰にも助けを求められず、寄りかかりたいのに、寄りかかれない。人を信用できず、人に甘えられず、人を責め、他人を疑い、憎しみ、自分を責め、恨み、傷つけてきたのだな。

頼ってもよかったし、逃げてもよかった。結局、誰にも頼ることはできなかった。逃げることしかできなかった。

頼るということが、相手にとって迷惑だろうと思っていた。しかし、頼られないということも、相手にとっては悲しいことかもしれない。自分が相手を信用できなかったのか、それとも相手が信用に足る人物でなかったのか。それは、分からない。どこかに自分を助けてくれる人がいたかもしれないのに。頼れる人をみつけられなくて、ごめんよ、自分。

夜になるとまた不安が

夜になると、また不安がやってきた。昼間憂鬱にならずに過ごせただけに、またやってきた不安に、焦りを感じた。このまま、どうなってしまうのだろう。

無理しない

無理して苦手な人と付き合う必要はない。自分の心を一番大事にすること。自分の価値観を一番大事にすること。他人の価値観や、世間の価値観に惑わされないこと。自分は何を大切にしているのか、どんな生き方がしたいのか、よく考えてみること。 自分の心に問いかけてみること。本当に、その人が、好きなの?本当に、今いる場所が、好きなの? 合わない服は脱ぐこと。歩きにくい靴は捨てること。思い切って道を変えること、流れを変えること。

仕方ない

疲れる、疲れる。とにかく面倒だ。人と話すのが面倒だ、人と会うのが面倒だ。どんな人でも脅威に感じる。どんな人でも自分の存在を脅かすように感じる。自分に自信がなさすぎて、常に他人と比較してしまう。身構えてしまう。恐れ、緊張、逃避。 でもまあ、仕方ないとしよう。他人は他人、自分は自分、そう考えると少しは楽になるかな。他人と比較しない。自分は自分でいい。人がどうあれ、自分の価値とは関係ない。自分の実力なんてたかが知れている。だけど別に悪くない。人からどう言われようとも、自分は自分らしく頑張っている。他人からどう言われようと、気にしないにしよう。大丈夫、大丈夫。 がっかりされても仕方ない、馬鹿にされても仕方ない。これが自分です。これ以上にはできません。申し訳ないですが、できません、やれません、つきあえません。仕方ない。 だけど、気にしなくていい。自分が穏やかでいられるように。